男女の関係が怖かった
学生時代は、好きな人はいたけど彼氏が欲しいとは思わなかった。
今思えば、制服デートして甘酢っぱい恋愛をしてみたかったという気持ちが強いけど、当時は交際という形に魅力を感じてなかった。
同じ学校のカップルは、すごいなぁ、大人だなぁって思ってた。
まず付き合うのって、相手のこと大切にしなきゃいけない。学生の私には、そのキャパシティは到底なかった。
勉強に部活に、そして何より受験!に精一杯だもん。
そして、何より友達のほうが永遠に交流できるから、一度男女になると、そこで関係が途切れるのが嫌だった。
嬉しいことに好意をもってくれる人もいたけど、踏み出せなかったし、うまく持っていくコツが掴めてなかった。笑
そして社会人になって、転職して余裕が出てきたときに彼氏をつくった。
でも、彼氏に選ぶのは自分とコミュニティが被ってない人たち。
それが後腐れないなって、ある意味踏み台的な感覚で付き合っていた。
結局、中身がある付き合いはできなかった。
自分も真剣に向き合えなかったと思う。
本当に恋愛って難しい。
一度本気で縁を持つと、それを継続することも大変だけど、縁を切るのもほんとうに大変だもん。
だから、結婚考えられる人とだけ、親密な関係になろうって思って、今に至る。
色んな生き方があるから、ちょっぴり後悔はあるけど、自分自身は否定したくない。
学生時代、本気で好きになれた人が、ひとりいたから。ほんとうにいい思い出。
旦那さんになる人にだけ、「愛してる」って、言いたいな。