thingamabob

ただの雑記です。

27歳、生物学、わたし


「27歳 女性」 「27歳 男性」

 


この2つの言葉からは、異なった印象を受ける。

私が抱く印象はこうだ。

 

 

【27歳の女】

身体も中身もオトナになっている、食べごろの果実や、美しく咲く花ような存在。


【27歳の男】

まだ新緑のような爽やかさがほのかに残り、これから夏や秋を迎える木々ような存在。

 

 

 

男女平等、性差別廃止、こうした言葉が飛び交い、失言をした政治家や芸能人が激しいバッシングを受けるような時代になった。

 

 

性差を豪語する者を擁護する気はないけど、これから27歳になる筆者からしても、「性差」はあると感じる。

 


バッシングをしている"側"の人たちも、政治家や芸能人の発言を薄々「理解できる面もある」と気づいているのではないだろうか。

でも、集団の正義感のようなものが働いて、SNSなどで彼らを攻撃する、みたいな。

時代だなぁ。

 

 

 

 


大学のとき、恋愛学という人気授業があった。

そのとき、教授は「生物学的に、女性が子供を産むベストな年齢は19歳」と言っていた。

 

大学を一浪して入学し、大学3年生になり既に21歳となっていた私は

「早くそれを教えろよ…19歳とか河合塾の浪人館にずっといたわ」と少し気分が悪くなったことを覚えている。

 


つまり、性差を感じる所以は、やはり男女における年齢と生殖能力の違いなのだろう。

 

女は若いうちに子どもを産まなければいけないという義務はないと思う。色々な愛の形がある。

しかし、もし子を望むのであれば若いほうがリスクは減る。

生物学的な問題、それは揺るぎない真実。

 

 

 

誰か忘れてしまったが、かつて哲学者が、不死には不老が必要であると定義したように、何世紀も前から若さは尊く、美しく、儚い。

 

 

 

そんな厳しい現実と向き合いながらも、私はこれから27歳になる。

 


人生のステージにおいて、求めるものは移り変わるという考えがあるのだが、私は27歳というステージに立ったとき、何を必要とするのだろう。

 

 

新しい恋人? 結婚? 子ども? 

もしかしたら全然ちがうものかもしれない。

 


まだわからない。

 

 

 

なんでもいい、見つけていこう。